多くの受験生が毎年学業の神様「菅原道真公」を祀る太宰府天満宮に参拝します。九州・福岡県の中学受験が本格的に始まるのは年明けからですので、年内には参拝を済ませておきたいところです。
早めに参拝した方がメリットが多いので筆者は年内、それも涼しくなった秋ころの参拝をお勧めします。
太宰府天満宮の正月三が日の参拝客数
太宰府天満宮は福岡県だけではなく全国各地から多くの参拝客が訪れます。その数は正月三が日だけでも約200万人ともいわれ、大宰府インターから天満宮までの道路は大渋滞でたどり着くのにもやっとという状況です。そして、天満宮に着いても本殿まではこれまた例年大混雑ですので、ゆっくりと学業成就を祈願というのは現実的ではありません。
インフルエンザの流行リスク
受験生の大敵インフルエンザは、早い時期であれば12月下旬から1月初旬には流行の兆しがみられます。特に初詣に行くとなれば、人ごみは避けて通れませんから、そのリスクが高まります。
合格祈願・祈祷(祈願祭)のメリット
年末の土日ともなれば合格祈願・祈祷を希望する受験生とその家族が非常に多いです。
日中も過ごしやすくなった秋ころ(七五三シーズンを避けて)であれば、参拝客も多くなく、比較的スムーズに祈願祭に臨むことができます。お勧めは日取りの良い平日に参拝に行くのが一番良いのですが、学校の振替休日などを狙えればベストです。
初穂料は5,000円(札、お守り含む)です。
なお、太宰府天満宮では、10月1日~31日を「特別受験合格祈願大祭」期間として、この期間中に受験合格祈願をお申し込みになられた方には、期間限定のお札・お守り・絵馬・掛け襟を授与されます。せっかくならこの期間に合格祈願ができればメリット大です。
太宰府天満宮の名物を堪能
太宰府天満宮には、名物の梅ヶ枝餅が参道や境内付近でも販売されています。年末年始は人が多くて梅ヶ枝餅を購入するだけでも行列に20分~なんてことも。食べ歩き用にも販売されていますので、参拝前に参拝が終わった後にゆっくりと梅ヶ枝餅を食べるというのもおススメです。
(関連記事:梅ヶ枝餅)
また、参道には食事処も多くありますが、一蘭の合格ラーメンは太宰府天満宮でしか食べることができませんのでご紹介します。
(関連記事:一蘭の合格ラーメン)
最後に
合格祈願は必ず行った方が良いと思います。本試験は一発勝負です。数年に渡って一生懸命頑張って、最後の最後は病気もせずに実力が発揮できるように「運」も呼び込むためには神頼みしかないと思います。
(関連記事:神頼み)