学校の変革・福大大濠中学校

福岡大学附属大濠中学校の中学受験、学校の特色をはじめ、偏差値・部活・学費・口コミを紹介

 

悩む親
大濠中学校って以前は男子校だったよね?共学になってからどのように変わったの?入試も難しくなっているのかな?部活や学費など分からないことがいっぱい。

 

こんな疑問にお答えします。

福岡市内の難関校である福岡大学附属大濠中学校は共学化と新校舎となり以前のイメージから大きく変わりました。イメージだけではなく、入試の難易度も年々増しており難関中学校へと変化しています。本記事では入学金・授業料のほか、特待生(甲種奨学生)、進学実績についても紹介していますので、お子様の進学を検討されている保護者の方は参考にしてください。

福岡大学附属大濠中学校の偏差値

四谷大塚の80偏差値では次のようなデータになっています。

男子 52
女子 54

 

共学化と合格者数の変化

福岡大学附属大濠中学校は次第に合格者数にも変化が見られます。

それでは、合格者数の推移を見ていきましょう。 

 

年度 合格者数
平成26年 578
平成27年 572
平成28年 544
平成29年 524
平成30年 514
令和元年 516
令和2年 511

 

平成23年の共学化時以降毎年は上記表のとおり毎年570名~600名程度合格させていたのですが、平成27年以降は毎年約20人ずつ合格者数を減らしているのです。

この点について入学者説明会で学校側から「今後も合格者数を減らしていく」旨説明がなされましたが、平成26年から6年で合格者数推移を見ると約60名減っていますので今後もこの状況は変わらないと思います。

実際、福岡県内の私立中学校では久留米大附設中学校に続く難関校として位置付けられており、学校側も同校に追い付けと受験の難化を進めているようです。

学校の変革・福大大濠中学校
リンク先:福岡大学附属大濠中学校

 

学費:入学金・授業料等の

入学時 入学申込金 100,000円
特別教育充実費 200,000円
年額分 課外研修費 40,000円
教材費等預かり金 20,000円
月額分 授業料 33,000円
教育充実費 10,000円
施設整備費 3,000円
校友会費(入会金1,000円) 500円
保護者会費 3,000円
修学旅行積立金 8,000円
月額合計 57,500円

私立中学校は独自の教材を使用し、カリキュラムを策定しているため、毎月納める授業料とは別に年間5~7万円前後の教材費等が必要になることが一般的です。

 

特待生(甲種奨学生)の数や偏差値

入試の成績が優秀な場合には甲種奨学生として上記授業料相当額(33,000円)が原則3年間支給されます。

投稿掲示板や在校生の保護者、進学塾等に尋ねたところ、実際には合格者上位10〜20名前後が甲種奨学生に選ばれるようです。

ラ・サール中学校や久留米大学附設中学校と併願する受験生も多いため、両校合格者の上位者がこの甲種奨学生の枠を占めているのだと思われます。

そうすると、甲種奨学生を選ばれるためには、四谷大塚80偏差値でみると63以上が必要なことになります。

なお、この甲種奨学生の通知は封書で送付されます(過去の投稿掲示板には電話連絡を受けた旨の記事もありましたので参考まで)。

國際理解(英語教育)

大濠中学校の英語教育の充実なども学校の価値を計る一つのバロメーターとなるでしょう。

中学校の入学説明会において、入学までに英語テキストが配布されます。

中高一貫校向けのニュートレジャー、シリウス21を採用しており、ラジオ基礎英語も聞くことが義務づけられ、定期テストで出題されます。

2年生後半から、高校用グラマー教科書エバーグリーンもスタートし、実質高校レベルとなります。

学習量が多くなり、高い実力が身に付きます。

平均的な英語の進度として、中学3年生まに準2級合格者が9割、2級に4割が合格します。

英語学習のプログラムの一環として、8月初旬から中旬にかけて2週間希望者を対象に英語圏において短期語学研修(ホームスティプログラム1家庭に1人滞在)を実施するとともに、修学旅行先は同校恒例のカナダのトロント5泊7日です。

トロント大学での研修、現地の学校との交流、ホームスティをしてナイアガラの滝を巡るなど充実したイベントがあります。

中高一貫コース

福岡大学附属大濠中学校の1学年は165名前後です。他の私学は高校進学時に一貫生と高入生が混ざる学校も多いのですが、福岡大学附属大濠中学校の場合は中高一貫コースは6年間他のコースと交わることはありません

大濠高校に平成10年度に新設された「スーパー進学コース」は、九州大学以上の難関国立大学合格をめざす生徒たちにより構成され、高校3年間を通じて他のコースと交わることなく、独自のカリキュラムにより学習が進められていきます。

高校の中でも中高一貫コースとスーパー進学コースがライバルとして切磋琢磨しながら進学実績を上げています。

 

医学部への進学実績が高い

  • 平成29年度は九州大学医学部医学科合格者8名、その他国立大学医学部へ10名以上が合格
  • 平成30年度は九州大学医学部医学科合格者が1名、その他国立大学医学部8名が合格
  • 令和元年度は九州大学医学部医学科合格者5名、熊本大学5名、長崎大学1名、佐賀大学3名、その他国立大学医学部に6名合格
  • 令和2年度は九州大学医学部医学科合格者1名、熊本大学2名、佐賀大学2名、その他国立大学医学部に8名合格

と大濠高校一学年生徒の母数が多いながらも、高い合格実績を上げています。

同校は中学・高校とアカデミアシリーズ(医学部講座)を実施し、福岡大学医学部との連携を図り、医師としての資質・適性や、生命倫理、死生観、臟器移植等の問題について、病院内にあるメディカルホールを会場に実施されています。

部活動は原則入部

中学1年生は全員が部活動に参加することを原則です(2・3年生は自由参加)。

部活動を行う日は毎日ではなく、月・水曜日の午後4時30分から午後6時までと決められています。

体育部には次の部活動があります。

  • 野球
  • 陸上
  • バスケットボール
  • 柔道
  • 剣道
  • テニス(女子)
  • サッカー
  • バトミントン

文化部には次の部活動があります。

  • 自然科学
  • 茶道
  • 華道
  • パソコン・囲碁将棋
  • ボランティア

口コミ

口コミ(みんなの中学情報抜粋)

保護者 / 2018年入学(女性)
(総合評価)とにかく友人も先生も楽しく、学校生活が充実している。変な先生もいるみたいですが、どこにでもいるので。体育祭や文化祭は、高校生と一緒ですが、迫力もあって、面白いです。様々な行事があるので、幅広く経験できます。色々な先生が関わってくれるので、安心。

(校則)男子の髪の毛が少しでも耳にかかったら、注意される。携帯が見つかったら、2時間近く反省文かかされて、授業に出れない。遠方からの通学生がおおいが、絶対に携帯電話の所持を認めてくれない。

在校生 / 2017年入学(男性)
(総合評価) 設備が良い。そして、厳しいけど頑張る人への応援はすごいと思う。勉強のやり方をしっかり教えてくれる。厳しいと思うこともあるけど、先生や友達がサポートしてくれる。

(校則) 校則は非常に厳しい。頭髪検査は何度もひっかかる。もう少し緩くてもいいのではないか。
保護者 / 2015年入学(男性)
(総合評価) 質実剛健といった感じを生徒も受け入れており、先生と生徒間の意見交換も臆することなく活発である。生徒の進路も親身に寄り添ってくれているので、頼りがいがある。

学習環境)学生それぞれの自立心が高いので、自分にとって一番の環境を探していると思われる。

保護者 / 2016年入学(女性)
(総合評価) 交通の便もよく、施設も充実しており、学力を高める場であると思います。先生たちの手厚いサポートもあり難関大学合格に向け中学校の時から準備できるのでとても良い学校だと思います。

進学実績/学力レベル)市立中学校ではしませんが、高校の内容も学習するので学力レベルの高い子達ばかりです。

最後に

福岡大学附属大濠「高校」は福岡県公立高校「御三家」の滑り止め校(マンモス男子校)という昔ながらのイメージを持つ保護者の方は多いです。

しかし、共学化によって女子生徒が増加し、校舎は最新の設備になり、昔のような男子校のイメージは消えつつあります。

また、中高一貫コースは高校進学時にも他のコースと交わらず、6年間鍛えられた学生はやはり素晴らしい大学進学実績を残しています。

福岡市内にお住いのご家庭は、ラ・サール中学校や久留米大附設中学校など遠方の学校を選ばずに福岡大学附属大濠中学校の特待生として進学することを選ぶことも少なくありません

授業料が不要になるため経済的にも楽になるほか、その費用を進学塾や予備校費用に充てることも可能です。

また、通学に掛かる時間(交通費)を短縮できるのはメリットと言えます。

親世代のイメージに左右されず、今の学校を目で見て学校に流れる空気を実際に肌で感じることをお勧めします。

久留米大附設中学校の入試と特色については久留米大学附設中学校の入試要領と学校の特色をどうぞ

第2、第3志望校の検討については第1志望校が残念なときの進学先(福岡県私立中学校受験)をどうぞ




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