福岡県で中学受験をする意義・意味

福岡県で中学受験をする意味・意義

私立中学校の受験を子ども自らが望み、進んで受験をしたいというケースがどれほどあるのでしょうか。

ほとんどの場合は両親や祖父母などの教育方針が受験の動機になっているのではないでしょうか?

福岡県の場合は中学受験は、関東や関西のそれと事情が異なります。以下、福岡県特有の事情とまで言ってよいか分かりませんが、受験事情についてご紹介したいと思います。



福岡県の受験実情

福岡県の場合の中学受験は関東や関西と事情が異なります。それは、まず高校受験の実情を知ることからはじめる必要があります。

福岡県は地域を区分けした学区制を採用しており、福岡県内は13学区に分けられています。

原則として、居住地内の学区にある公立高校を受験することになります。

この各学区のトップ公立高校に進学して勉学に励めば、わざわざ私立中学校の受験をせずとも難関国立大学への合格は難しくありません。

しかも公立高校の場合は当然に勉強と部活の両立が求められ、一般的には高校3年生の夏ころまで活動します。部活を引退した後にも体育祭や文化祭などの学校行事を3年生が中心に盛り上げます。

それでも各学区のトップ校の生徒は、東京大学をはじめ、京都大学や大阪大学、九州大学などの難関国立大学に現役合格するケースが非常に多いのです。

そのような経験をした学生が親世代になると、自分たちの経験を踏まえて、わざわざ中学から私立に行かなくても、修猷館高校をはじめとする各学区のトップ校(明善、福岡、筑紫丘、小倉、東筑など)を目指せばいいのではないかという考えを持っている人が多いのが事実です。

例えば、福岡県公立高校トップの修猷館は医学部進学希望者のための医進クラスを設けて理科3科目の履修をサポートしているなど、医学部希望者に対応したカリキュラムも構築しています。

そうすると、県内でも比較的に中学受験が盛んな福岡市内の小学校を除けば、私立中学校の受験をする生徒は一学年のうち、数名程度というのが実情です。

なお、最近は宗像中学校をはじめ、公立中高一貫校の受験生も一定数いるため、私立中学受験と含めると十数名程度まで増えているのではないでしょうか。



なぜ中学から受験するの?

「なぜ中学受験をするの?」、「子どもに夜遅くまで塾通いをさせて可哀そう」「小学生のうちは遊ばせてあげないと」なんて、中学受験の事情を知らない同級生の親御さんや親戚から尋ねられたり、心ない余計な一言を言われることもあると思います。

これは受験をするお子さん自身が思っていることかもしれません。

友達が遊びに誘いに来ても塾があるため断らなければならないし、学校の行事と塾の模試が重なれば塾を優先する。こんなことが続いていると、お子さん自身も迷いが生じることがあるかもしれません。

同級生やクラスの中に同じ境遇の子がいれば共感し合えるのでしょうが、自分一人となれば疎外感や孤独感があるということも親は理解しないといけません。

その上で、どうして中学受験をするのかを親自身もしっかりと自分なりの考えを持っておく必要があります。

残念ながらこれが「正解」というサンプルはありませんが、親御さんが中学受験をさせたキッカケや教育方針が正解だと思います。

「地元の公立中学校は・・・」というのも正直な理由でしょう。

「公立中学校では浮きこぼれてしまう」というのもあるでしょう。

その子の特性や将来性、知識欲や成長速度など色々な要素を考慮したり、また、医者の家系だったり、法律家の家系だったりと家庭的な事情も、私立中学校・高校の進学実績を踏まえれば中学受験を考える一材料だと思います。




通塾回数や負担

福岡県最難関の久留米大附設中学校や鹿児島県ラ・サール中学校を第一志望校に見据えた場合、遅くとも小学校4年生から進学塾に通い始めます。

小学校入学とともに通塾を開始することも珍しくはありませんが、多くの受験生は小学3年生の2月から通塾するのが標準的です。

そして、学年が上がるに比例して通塾の回数が増えます。6年生の受験直前はほぼ毎日塾にいるようになります。

大手進学塾は福岡市の中心部に本校を構えているため、特別講習などに参加する場合や難関クラスに所属している場合は子どもだけで通塾することも考えておく必要があります。

土日も塾、夏休みも冬休みもクリスマスも正月も朝から夜遅くまで塾です。お昼のお弁当と夕食のお弁当も必要になるケースもあります(希望者は塾が買ってくれる場合あり)。

最後に

上記の福岡県の公立高の受験事情を踏まえて、私立中学校の受験をするのですから、親自身もお子さんに向き合って中学受験の意味や意義をしっかりと自分の言葉で考えておく必要があります。

筆者の場合は、筆者自身が右脳教育に関心があり、子どもを通わせるなかで、将来は国立大医学部に進学して医師になってもらえたらなと漠然とした希望を持っていました。

幼稚園や小学校低学年の様子を見て、英進館で勉強させてみたいなと門を叩いたのが3年生のときでした。

英進館でも成績が伸び悩み下のクラスに落ちたり上がったりを繰り返し、志望校の判定はいつもDかE。

入試本番も子どもながらのミスによるトラブルあり、悲しみあり、喜びありで親元を離れて入寮するかどうか、どこに進学するのか、家族会議を度々開き、1月から3月まで感情は親子共々ジェットコースターの日々でした。

紆余曲折ありましたが、結果的に志望校に進学しました。勉強は大変そうですが頑張る姿を見て中学受験を経験して良かったなと心底思っています。




 

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