入学前の勉強計画を立てスタートダッシュをきめる

人生で初めての受験が終わり、志望校に見事合格できたお子さんもいらっしゃれば、第2志望、第3志望校に進まれるお子さんもいらっしゃると思います。入学前の期待と不安を胸にしながら4月の入学式を待っていらっしゃることでしょう。

これから始まる中学校生活に向けて入学前の勉強計画をしっかり立ててスムーズに中学の授業に入っていけるようにしましょう。

深海魚にならないために

トップ校に合格した場合でもその後の6年間、下位層で低迷したまま浮上できなければ「深海魚」として中学高校生活を過ごさなくてはならず、苦労して受験勉強に励んだ日々が意味のないものになってしまいます。そうであれば、レベルを落として2番手の学校で常に上位争いをしていた方が大学受験では志望校合格が現実のものとなります。

最初の試験が明暗を分ける

九州最難関のラ・サール中学校や久留米大附設中学校では、各県のトップクラスの生徒が集まります。中には灘、開成や麻布といった全国のトップクラスの中学校を合格した生徒も在籍しているため、レベルの高い競争が入学後も続くことになります。そうすると、これまで上位の成績しかとってこなかった生徒でも150番台、160番台と学年の最下位を経験することになり、非常にショックを受けるようです。

最初の試験の結果で最下位、下位層に甘んじると、その後の試験ではその位置を抜け出して上位に食い込むことが難しくなります。自分の実力を目の当たりにして自信が持てなくなるというのが一番の理由です。どこかで奮起できればいいのですが。反対に最初の試験で上位の成績を取ることができれば維持するのは大変ですが、実力があるのですから精神的にも余裕が生まれ、いつでも挽回できるとの自信が芽生えます。

2番手、3番手の学校では

一方で惜しくも実力が発揮できずに2番手、3番手の学校に進学する場合でも、最初の試験でいきなりトップの成績を取れば目立つことができるため、生徒本人は相当の快感と自信を付けることになり、さらに勉強へのモチベーションアップに繋がります。

春期講習を活用

受験が終わって卒業式を迎えて地元の友達と最後に好きなだけ遊ばせてあげたいと思うのも親心でしょう。これまで身に付けた勉強グセを断ち切らないように、大手進学塾が開講する春期講座を利用しましょう。算数から数学への切り替えに加えて英語の学習もスタートし、これまで英語を全く勉強していない生徒は、既に小学校から公文式や英語塾に通っていた生徒に比べてかなり遅れを取っているのが現状ですので春期講座を利用してスムーズにスタートを切りましょう。

英語学習・中学入学準備

英語の先行学習

私立中高一貫校では、学年に数人は帰国子女が入学することも珍しくありません。特に英語圏で生活していた生徒と予備知識がゼロに近い生徒とを比べると、大人と幼稚園児くらいの学力差がありますし、公文式や英語塾に通っていた生徒の中には既に英検準2級・2級を小学校時代に取得している生徒もいます。

このような生徒と一緒に英語をスタートするのですから、まごまごしているうちに取り残されている生徒もでてきてしまいます。そうならないために、入学前に最低でもアルファベットを正確に書ける、発音できる。大文字と小文字をすらすら書ける。身近なものを英語で書ける、発音できるようにトレーニングしておくことが大切です。

中学校から初めて英語を勉強する場合も学校の授業の復習と予習をしっかり行えば必ず力は付きます。ラ・サール中学校や久留米大附設中学校では高校3年生時には英検準1級に多くの生徒が合格できるほどになります。

入学前の時点では焦らずとも、英語と数学に関しては先行学習が功を奏すことは間違いないと思います。