進学塾の成績別クラス・成績順の座席を反対しても意味がない

進学塾の成績別クラス・成績順の座席を反対しても意味がない




大手進学塾はテストの成績によってクラスが分かれています。

これはある意味残酷でもありますが、能力別クラスは、講師にとっても生徒にとっても同レベルの生徒が集まっているため授業を効率よくカリキュラム通りに進めやすいという利点があり、その方が学習効果が圧倒的に高いという効果があることも忘れていはいけません。

テストの結果に応じた座席

また、座席・席順がテストの成績によって決められている塾も多くあります。

成績トップの生徒が最前列の真ん中、もしくは最前列の一番左というように成績順位に前から座っていくため、成績の優劣が一目瞭然です。

クラスも席順も全てテストの成績次第ということも少なくありません。これには賛否両論あるようです。

これはかなりシビアな世界と言えるでしょう。

 

負けず嫌いの子はこうしたシステムをプラスに活用することで成績を伸ばしていくこともできますが、繊細な子や周りの目が気になる子にとってはとても辛く感じられるかもしれません。

進学塾の成績別クラス・成績順の座席を反対しても意味がない

反対派の意見

ただ、それが嫌だからといって親御さんが塾の講師に「テストの成績で席順を決めるのは止めてほしい」と訴えてもあまり意味はありません。

 

塾は学校ではないため、嫌ならば他の塾へ行ってください、と言われるだけだからです。どうしても子供が辛そうな場合は、思い切って塾を変えるくらいの覚悟も必要かもしれません。

 

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また厳しいようですが、実際に反対しても、生徒の能力を上げて合格実績という成果を出している塾ではどうでしょう?厳しいようですが、悔しさや恥ずかしさに耐えて跳ねのけて上位に食い込むくらいの強い気持ちがなければ、トップ校への合格は正直難しいのかもしれません。

 

 成績別クラス編成で下のクラスに落ちたとき

このような能力別・成績別のクラス分けで残念ながら下のクラスに落ちることもあります。ここで、下のクラスに落ちたときにその子の真価が問われると言っても過言ではありません

つまり、「絶対に次は這い上がってみせるとさらに努力をする子」であれば良いのですが、もうダメかなと塾を辞めてしまう子、転塾してしまう子は結果的に志望校に合格できなかったという例を何人も知っています。

進学塾の成績別クラス・成績順の座席に反対

塾のクラスの友達は全員残っているのに、自分一人だけが下のクラスに落ちるとき、子どもながらに悔しい思いや恥ずかしい思いをするのです。

もしかしたら初めての挫折感を味わう瞬間かもしれません。ここで奮起して頑張って上のクラスに返り咲く子は、6年生の最後の受験直前に成績が急上昇して合格を勝ち取るタイプだと思っています。

これはビジネスの世界でも同じです。組織の上層部に引き上げたい社員は、大なり小なりの挫折を経験していなければなりません。

その挫折を通してどのように成長するか、会社組織内における言動を見られているのです。

このような気持ちは中学受験だけではなく、将来、社会人になってからでも活きる素養の一つだと筆者は考えています。

ですから、中学受験は子どもを大きく成長させる大変良い経験だと思っています。



 

トップ校はどうか

ただ、トップレベルの進学校を希望している場合にはこのようなシステムに意味を持たせることもできます。

トップ校に通うということは、このように容赦ない現実の中で切磋琢磨していかなければならないことを意味します。

つまり、自分より優秀な生徒がたくさんいる中で、さらに高い目標に向かって努力を続けていかなければならないため、この程度のことでめげているようではやっていくことは非常に難しいのが現状です。

 

またこうした環境に身を置いていると、成績が悪いことは別に恥ずかしいことではないこと、周りと比べても意味はないこと、結局は自分自身がやるしかない、ということを少しずつ学んでいきます。

また成績が悪くてもへこたれずに頑張る逞しさも身についていきます。塾の真の狙いもそこにあるのかもしれません。

 

例えば、九州地区トップクラスの久留米大附設中学校では、定期テストのほかに毎週欠かさず週テストが行われ、テストごとに成績上位層が発表されます。保護者の元に成績表(上位層の実名とクラス名)が郵送され、生徒自身にはテストの解説とともに順位表が配布され、または黒板に貼られ、常に順位表によって自らの立ち位置を否応なしに確認させられます。

当然、各進学塾のトップ集団が集まり、中には開成・灘・桜蔭中学校といった全国最難関校を合格している生徒も一定数いるため、中学受験のときと同程度の勉強を入学後も毎日続けなければいけません。

 

生徒同士もライバル関係でありながら、分からない問題は生徒同士で教え合うという雰囲気が醸成されているため、分からないことが恥ずかしいという感覚がありません。

私立中高一貫校はこのような状況下で大学進学に向けて6年間の努力を継続しています。

塾における成績別のクラス編成や成績順の座席制度を反対しても全く意味のないことがお判りでしょう。

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