中学受験事情の変化と家族のサポート

中学受験事情の変化と家族のサポート

私立中学受験の大変さは経験してみないとなかなか理解できないものかもしれません。自分自身が中学受験を経験した親御さんであれば、だいたいの雰囲気は理解できるかもしれませんが、ネットもなかった30年前と現在では受験事情は大きく様変わりしています。

今と昔の受験事情の違い

自分が小学生だった頃と同じように考えてしまうとポイントを見誤ってしまう恐れもあります。今は少子化で私立中学校の改革も進み、共学化する学校も増加しています。また、その先の大学進学を見ても、大学数・学部の増加や入試試験の多様化など、受験は様変わりしています。

公立中高一貫校の出現も昔の受験とは異なる一つの代表例です。中高一貫教育校が平成28年度に全国で595校設置されていることが、文部科学省の「高等学校教育の改革に関する推進状況調査」で明らかになりました。平成29年度以降にも26校が設置予定となっており、これからも増えることが予想されています。

また、子供を取り巻く環境も親世代とは大きく異なります。気軽にスマホやタブレットといったオンラインのツールを使った学習も可能になり、あらゆる情報が瞬時に手に入り、子供自身もインターネットを使って友達同士で情報交換することが可能になりました。親同士も受験掲示板を活用して様々な情報を簡単に手に入れることができるようになりました。

受験生の立場と親の立場の違い

親世代が子供のときに経験した中学受験と、親としての立場で迎える受験とでは感じ方も違うものです。親が手出しできないことも多々あるため、思うように成績が伸びない・集中して机に向かわない子供の姿にヤキモキしてしまうということも少なくありません。なかなかやる気が見えないときは頭を抱えてしまうことも。割り切って受験のプロに任せつつ親はサポートに徹することで親子関係はスムーズにいくことの方が多いと思います。

今どきの受験事情、受験を取り巻く環境や子供を取り巻く環境の変化などをあらかじめ理解しておく事は受験を成功させるために欠かせません。

6年生の一年間は受験勉強一色

中学受験をする子供としない子供とでは、小学校高学年の過ごし方が全く違ってきます。大手の塾に通い、久留米大附設やラ・サールなど九州地区トップ校を狙う子供の場合、6年生夏休み以降は自宅で家族と温かい夜ご飯を食べられる日はほとんどありません。小学校最後の6年生の夏休みも旅行どころか、朝から晩までびっしり授業がありプールに行く暇さえありません。

6年生の冬休みは最後の追込み期となり、とにかく風邪をひかないように人混みを避けながら家と塾を往復する生活になります。当然にクリスマスも正月もありません。そして、冬休みが明けると待ったなしに入試が始まります。

受験しない家庭からすると「何もそこまでして中学受験する必要があるの?」と首を傾げたくなるような生活かもしれません。しかしながら「憧れの中学校に合格したい」「あの中学に入ったら思い切り〇〇をやってみたい」と夢や目標に向かって挑戦することって素敵ではありませんか。塾の友達同士で切磋琢磨して忍耐力が付き、一年間で精神的にも大きく成長することができます。

夢や憧れを抱いて一生懸命に努力するのは人生で初めての経験かもしれません。そのような経験は人生で数えるほどしかできない貴重な体験でもあります。最後の6年生の一年間は大人から見ても尊敬にも値するほど頑張っています。中学校側もそのようなやる気のある生徒を望んでいます。

まとめ

今と親世代の中学受験の違い、親の立場で迎える受験の違い、受験する子としない子の6年生時の違いなど、これらの違いを押さえた上で中学受験をするかどうかをお子さんと、そして夫婦で話し合ってください。そして、「受験する」と決断したからには強い意志を持って最後まで諦めずにやり抜くことが大切です。お母さんだけ、お父さんだけが受験のサポートをするのではなく、それぞれがどのようにサポートをしていくか、この機会にお子さんの将来についてご夫婦で話し合ってください。

「中学受験は親の受験」とも言われているとおり、志望校の合格には、お子さん自身の頑張りと、親の、家族のサポートが必要不可欠です。

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