やる気スイッチはどこにある?

やる気スイッチはどこにある?

学校のテストで芳しくない結果をとっても、平然とテレビを見たりゲームをしたりする子どもを見ると、ため息と同時に、やるを起こすにはどうすればよいのかとお悩みの方も多いのではないかと思います。やる気を起させる環境づくりと方策を考えてみましょう。

やる気スイッチの場所は?

どこかにあると良いのですが、スイッチはどこにもありません。TVのCMのようにお子さんの額にでもスイッチがあれば分かりやすいのですが、その子がどうしたら自分から目標を見つけて進んで勉強をするかは、その子の性格や家庭環境によると思います。

実は、「勉強のやる気は、勉強から生まれる」ということです。勉強をしながら少しずつ正答を積み重ねたり、その姿勢や行動を承認されることで手ごたえを感じます。また、最初は集中力が続かなくても簡単な問題、少し難しい問題とレベルを上げて、時間を区切りながら問題を解くことで知らず知らずのうちに集中します。

また、お子さんの気持ちを盛り上げようと思うのは少し違っていると思います。というのも、気持ちを盛り上げなくても実力が備わり、いつもどおりの平常心で毎回やる気を振り絞って出さなくても当たり前に受験勉強ができる状態になるのが理想の形だからです。与えられた勉強量を毎日クリアして、成績を伸ばすことが当たり前だと思うと、当たり前のことに気持ちを盛り上げる必要もなくなります。

とはいっても、どうしたら当たり前だと思うようになるか?やはり親の促しが効いてくると考えます。

やる気を促す3つの施策

家庭内での雰囲気づくり

医者の家庭では医者が育ち、弁護士の過程では弁護士が育つ傾向があります。スポーツ選手の家庭ではスポーツの得意な子が育ち、芸能人の家庭では二世タレントとしてテレビに出演していることを見る機会が多いと思います。やはり、小さい時から将来僕も(私も)親のようになりたいと思う気持ちが芽生え、そのような意識が自然と醸成されていると思います。

会社員や自営業の方でも、お子さんが医者や弁護士、裁判官になるケースも珍しいことではありません。やはり、小さなころから「憧れ」を持たせるような関わり方をすることが大切です。自分でできなくても、たとえば職業体験に親子で出掛けたり、博物館や科学館などに出掛け研究の素晴らしさや仕事の面白さなどを話すことも、大人や仕事を身近に感じて興味を持つ良い機会だと思います。

また、毎日の生活の中で、親が新聞を読む、読書をする、勉強をしている姿を子どもに見せるというのも効果的です。「勉強をしなさい」と言いながら、親がその横でテレビのバラエティー番組を見ていたら、なかなか説得力もなくなってきます。お子さんが勉強をしている時間は親もテレビを消す、読書をするなどして、勉強する環境づくりをしてみてはいかがでしょうか。

頑張っている姿を褒める

大人もそうですが、子どもも親に認められたい、先生に褒めてほしいという「承認欲求」があります。テストの結果のみを褒めるのではなく、「最近自分から勉強してるね、随分と難しい問題に解いているね、これが分かるなんて随分成長したね」等、経過や姿勢など客観的な行動を褒めて認めてあげることが大切です。

勉強の成功体験をさせる

勉強の成功体験をさせることもやる気を起させる具体的方法としては効果的です。

・毎日の課題をして親に認めてもらう。
・一週間の勉強をすると、理解が進みテストでも結果が出る。

これらを繰り返して習慣づける、そして、お子さんの行動・姿勢を承認することを続けます。

また、お勧めは漢字検定などにチャレンジしてみるというのも良い方法です。しっかりと復習をして対策を練れば合格しやすく、合格した場合には賞状が送られてきます。学校とは違った勉強で漢字検定〇級という資格が取れることから、次も頑張って上の級を取りたいとやる気に繋がります。

最後に

お子さんの年齢や性格によっても様々だと思います。手の届くところにゲームや漫画があれば欲求はそちらに向かうことも多いはずです。まずは机の周りや部屋の整理整頓を行い学習が捗る環境づくり、そして勉強の成功体験の積み重ね、勉強をして将来こうなりたいというご家庭での雰囲気づくりを行い、上手に中学受験に意識が向かうように仕向けていくことが親の役目の一つだと思います。

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