第1志望校が残念なときの進学先

第1志望校が残念なときの進学先

希望どおりに第1志望校に合格することができれば嬉しい限りですが、合格の喜びに浸る親子の陰には何百人という親子が涙を流しています。中学受験において、第1志望校に進学できる受験生は全体の3割以下だそうです。

受験前から余り考えたくはないと思いますが、実際に第1志望校が残念なときには感情が沈み、第2志望校、第3志望校の合格通知に喜び・・。

その一方で、もしかすると第1志望校からの繰り上げ合格通知が来るのではないかと期待するなど不安定な日々が続きます。

試験後の数週間という短期間に進学する学校を決断しなければなりませんので、それは悩むことが多くなります。

そこで、第1志望校が残念なときも、慌てずに気持ちを立て直して前に進む(前向きに進む)ことができるように第2志望校、第3志望校についても事前にしっかりと考えておくことをお勧めします。




繰り上げ合格

受験生の中には、試験の手応えがあっただけに繰り上げ合格の通知を期待して待つ場合もあるでしょう。特に補欠合格通知を受け取っている場合は、志望校からの追加合格の連絡が来るまでの期間は気が気ではないでしょう。

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しかし、繰り上げ合格の通知を待ちわびていたとしても、第2志望校、第3志望校の合格者説明会や制服等の採寸の日が迫ってきます。それでも最後までどこの学校に進学するか迷うケースも多いのが現状です。

仕方ありません。子どもは人生経験が未熟であり、どの学校がどのように良いのかなんて情報に接する機会がありません。

したがって、複数の中学校を受験しているときは、第1志望校、第2志望校以下の進学先について、その学校の良いところ(魅力的なところ)を見つけておきましょう。



 

 

第1志望校が不合格のときの進路を決めておく

受験前から第2志望校以下の魅力的なポイントを見つけておくと、第1志望校が残念だったときの気持ちの整理も容易になります。

そのためには、受験前・合格発表後にしっかりと親子で受験する学校について情報を集めて話し合っておく必要があります

 

すべての受験校が自宅から近くにあればよいのですが、第2志望校が県外の中学校のときは入寮することになります。

第1志望校であれば自宅から通えるのに第2志望校になると親元から離れる寂しさが現実のものとなるため、なかなか親子ともども決められない状況になります。

また、県内であっても、片道約2時間の遠距離通学になるときは、本当に進学するか(通えるか)迷いが生じることも多いです。また、同レベルの学校2校に合格した場合、どちらに進学するか最後の最後まで迷うことも多いです。

福岡県内の中学受験で進路を迷うケースとして以下の場合があります。

  • 第1志望校の久留米大附設が残念で、青雲(長崎)福大大濠(甲種奨学生)の両校を合格している場合
  • 第1志望校の久留米大附設が残念で、福大大濠(一般)西南学院両校を合格している場合

※青雲(長崎)は九州地区3番手の難関校、毎年旧帝大をはじめ国立医学部への進学率も高いが、一方で親元を離れて入寮が必要になる。

※福大大濠(スポーツ強豪校)と西南学院は福岡市内にあり両校は従来からライバル関係にあり、学校の特色も全く異なる。

公立中学校への進学も選択肢として考える

第1志望校が残念だったとき、第2志望校が残念だったときは、第3志望校に進むのか、それとも別の選択肢として、地元の公立中学校へ進学するという道も考えておく必要があります。中には学区の公立トップ校に進学して大学リベンジを誓うお子さんもいました。

一方で、中学受験のために何年も塾に通い、学校を休んで頑張っていたのだから、第1志望校が残念だったからといって、同級生と同じ公立中学校へは進学したくないというお子さんもいます。この点については、全ての受験校が失敗に終わったときには最終的に検討せざるを得ないため、頭の片隅には置いておく必要があります。

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学校見学会への参加

受験校を知るにはパンフレットや学校紹介のDVD、最近ではユーチューブにアップロードしている学校もあります。それらを活用して受験校をよく知ることが大切ですが、一番良いのは実際に学校見学会や体育祭、文化祭などを調べて足を運ぶことです。

写真やイメージと違った学校の空気感を知ることができます。学校のブランド名に憧れを持つことも受験動機としては良いのですが、複数の学校を訪れることで、具体的な進学先として選択を迫られる場合、決断する際には、訪れたことのある学校の方が入学後の自分をイメージしやすいのは間違いありません。

第1志望校が残念なときの進路を考えておく

知人のお子さんは2校に合格通知をもらい、最後の最後までどちらに進むか悩みましたが、保護者の方が1校にアポを取って平日に学校案内をしてもらい、そこで見た在校生の雰囲気に親子ともども気に入り進学を決めたそうです。

また、学園祭(文化祭)に訪れて、その学校の楽しさや溢れんばかりのパワーに惹かれて受験を決意したという話も聞いたことがあります。




子どもは学校を決められない

学校選びは、親が主導するのが一般的です。これは人生経験の差や情報収集能力が格段に違いますのでやむを得ないと思います。子どもに答えを求めても選択肢を持っていないのですから学校を決めることはできません。親が主導するのは当然と言えば当然です。

加えて、お子さんが必ずしも第1志望校の教育理念や校風に合うかどうかは分かりません。

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お子さんの性格から実は第2志望校の方が合っており、充実した学校生活が送ることができ、潜在的な能力が花開くことだってあるかもしれません。そのためには親自身が受験する学校を知って、助言を行い導くことです。そのためにも学校の情報収集と実際に学校に訪れて雰囲気を知ることは非常に有益です。

最後はお子さんご本人に決めさせることになるとは思いますが、自分で納得して進学先を決めたという状況を作るために、学校の情報収集と訪問は親が主導してください。

また、第1志望校が残念なときも冷静に落ち着いてお子さんに接してください。

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